「AJCC・G2」(24日、中山)
3カ月の休養明けを感じさせない動きだ。重賞2勝目を狙う
サトノフラッグは20日、美浦坂路へ。終始、楽な手応えで4F51秒7-38秒0-12秒4の好時計を記録し、
オウケンムーン(6歳オープン)に手応え優勢で併入した。
騎乗した戸崎圭は「ここにきてしっかりしてきた感じで、全体的に良くなっている」と感触を伝える。当レースで現役最多タイの2勝(07年
マツリダゴッホ、17年
タンタアレグリア)を記録する国枝師も「前に馬を置いてしまいの脚を確かめたけど、いい感じで動けた」と合格点を与えた。
春のクラシックは不振に終わったものの、
菊花賞は後方から追い込んで3着と見せ場をつくった。師は「男らしさ、我の強さが出てきた」と成長を実感している様子。自己主張ができる大人へ変貌しつつある。
先週の
愛知杯は、国枝師&戸崎圭の
マジックキャッスルがV。「先週と同じでいいんじゃないかな」と師は笑顔。勢いのあるコンビが2週連続重賞制覇に向けて突き進む。
提供:デイリースポーツ