24日に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブC(4歳上・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番と10番。3回で2番、4番、7番、9番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-2-11 複勝率21.4% 複勝回収率105%
2枠 1-0-2-11 複勝率21.4% 複勝回収率42%
3枠 2-1-0-11 複勝率21.4% 複勝回収率30%
4枠 1-2-2-9 複勝率35.7% 複勝回収率73%
5枠 1-2-1-12 複勝率25.0% 複勝回収率64%
6枠 3-2-0-15 複勝率25.0% 複勝回収率70%
7枠 1-2-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率143%
8枠 1-0-1-20 複勝率9.1% 複勝回収率22%
【枠順別成績(16頭立て以上)】
1枠 0-1-2-5 複勝率37.5% 複勝回収率183%
2枠 1-0-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率22%
3枠 0-0-0-8 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 1-0-1-6 複勝率25.0% 複勝回収率81%
5枠 1-1-1-5 複勝率37.5% 複勝回収率92%
6枠 1-1-0-6 複勝率25.0% 複勝回収率86%
7枠 0-1-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率157%
8枠 0-0-0-10 複勝率0.0% 複勝回収率0%
1〜7枠から均等に好走馬が出ており、特に中枠に安定感がありそうだ。
AJCC過去10年のうち6回は11〜12頭立てだった。今年はフルゲートと頭数が揃ったので、16頭立て以上だった4回に絞ってデータを見てみよう。
8枠は10頭出走して馬券絡みはゼロ。13番より外で馬券絡みを果たしたのは15年7番人気2着の
ミトラのみで、0-1-0-17と外枠勢が苦戦を強いられている。18頭中12頭が二桁人気と人気薄の出走が多かったのは事実だが、14年
レッドレイヴン(1番人気4着)、17年
リアファル(2番人気13着)といった人気馬も期待を裏切っていることは頭に入れておきたい。