スマートフォン版へ

【東海S】ダノンスプレンダー ロードカナロア産駒初のJRAダート重賞V任せろ

デイリースポーツ
  • 2021年01月22日(金) 07時00分
 「東海S・G2」(24日、中京)

 重賞初制覇を目指すダノンスプレンダーにとって、今回はロードカナロア産駒初のJRAダート重賞Vが懸かる一戦。前走のポルックスSで勝利を飾り、勢いにも乗っている。デビューから一貫して砂路線を歩み、掲示板を一度も外していない堅実派が、強豪を撃破してタイトルをつかみ取る。

 ロードカナロア産駒として初のJRAダート重賞制覇をダノンスプレンダーが狙う。父は2020年引退した9冠馬アーモンドアイを輩出するなど、既に名種牡馬としての地位を確立している。ただ、地方のダート重賞ではバーナードループが昨年の兵庫CSで勝利を飾っているが、中央で成し遂げた産駒はない。

 父も手掛けた安田隆師は「それは自分のところで達成したいですね」と意欲をみなぎらせる。僚馬でカペラS2着のレッドルゼルも同産駒で、来週の根岸S(31日・東京)での有力候補となっているが、今週も寄せる期待は大きい。

 デビューから全てダートを使われ、〈5・2・3・1〉の成績を誇る。「レッドルゼルの方がカナロアに似ていて、スプレンダーはあまり似ていないんです。調教で切れないので、最初からダート向きだと思っていました」。そのもくろみは見事に的中している。「堅実な成績で4着以下だったのは一度だけ。それも重賞(シリウスS4着)で出遅れたものですから」と抜群の安定感を高く評価した。

 5歳を迎えて体力もついてきた。これまでは間隔をあけて使ってきたが、今回は初めて中1週での参戦。「以前は使ったらガタッとなっていたんですが、疲れもありません。状態は前走と変わりないですよ」と出来に関しても自信を持っている。

 安田隆厩舎は21年早くも5勝を挙げて、現在リーディングトップタイ。「そのうち4勝がカナロア産駒なんですよ。カナロアさまさまです」。京都金杯を制したケイデンスコールに続けとばかり、厩舎と父に新たなプレゼントを贈るつもりだ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す