「AJCC・G2」(24日、中山)
無敗の3冠馬に肉薄した実力は本物だった。昨年の
菊花賞2着馬
アリストテレスが、直線半ばで力強く抜け出して快勝。1番人気に応え、待望の重賞初制覇。ルメールは3週連続での重賞Vを決めた。2着に3番人気の
ヴェルトライゼンデが続き、3着は6番人気の
ラストドラフト。2番人気の
サトノフラッグは11着に敗れた。
3番人気の
ヴェルトライゼンデは、勝ち馬をぴったりマークする形でレースを進め、最後まで必死に追いすがったが半馬身及ばず2着に終わった。
池添は「馬場に脚を取られて、促しての追走になった。3角で勝ち馬とは手応えが違った」と完敗を認めたが、「底力で2着に来てくれました。改めて走る馬ですね」と奮闘をたたえた。池江師は「ノメってノメって。それでもよく頑張ってくれました」と振り返った。
提供:デイリースポーツ