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【共同通信杯展望】GI馬多数輩出の出世レース、注目はあの馬

  • 2021年02月11日(木) 06時01分
 スワーヴリチャードディーマジェスティリアルスティールイスラボニータゴールドシップと、過去10年の勝ち馬の内5頭がGI馬へと育っている。クラシックを占う上で見逃せない重要な一戦だ。

1.重賞勝ち馬に妙味無し

 過去10年、既にJRA重賞を勝っていた馬は[1-2-1-6]。勝ったのは14年のイスラボニータだけで、人気より上の着順に来たのは19年4番人気で3着のクラージュゲリエしかいない。重賞勝ち馬は他より1kg重い57kgの斤量を背負わなければならず、これが人気に応えられない要因の一つだろう。

2.距離延長組は苦戦気味

 過去10年、前走から距離延長となる馬は[1-3-1-23]で複勝率17.9%。対して、前走も1800mだった馬は[3-4-1-14]で複勝率36.4%、前走からの距離短縮となる馬は[6-3-8-42]で複勝率28.8%。距離延長組は苦戦傾向にある。

3.勝つのは決め手がある馬

 過去10年、前走(16年のディーマジェスティのみ前走が出走取消なので前々走)の上がり3ハロンタイムが1位だった馬が8勝。2・3着には前走上がり1位から6位以下まで様々な馬が食い込んできているが、勝ち切る馬に関しては、決め手を発揮してきた馬が優勢となっている。


 エフフォーリアは前走の百日草特別(1勝クラス)で上がり3ハロン33秒4をマークし、2着に1.1/4馬身差を付けて快勝した。スローペースの追い比べにおいて着差を付けて勝つのは地力の証。東京なら1ハロンの距離短縮にも対応できそうで、重賞でも勝ち負けを期待できるだろう。

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