「京都牝馬S・G3」(20日、阪神)
中間の工夫が実った。
ギルデッドミラーは17日、栗東坂路で単走追い。力強いフットワークで4F53秒2-38秒4-12秒5を計時した。松永幹師は「これまでは右へ行く面を見せていたけど、真っすぐ走っていた。動きは良かった」と満足げだ。
外枠だった前走は前に壁をつくれなかったことでタメが利かず、不完全燃焼に終わった。「前走時は追い切りから掛かって調教できなかった。今回は普段を馬の少ないEコースで長めに乗って調整。その効果で落ち着きがあるし、前走よりいい」と巻き返しを誓う。
前走時に着用した右側だけのブリンカーも今回は外して臨む。「逆効果だった。あとは折り合いだけ。力はあるので、脚さえためられたら」とNHKマイルC3着馬の反撃に期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ