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【フェブラリーS予想】 軸不在の混戦で“買うべき馬”とは? 例年と様相の異なる今年は人気馬にリスクが!?/JRAレース展望

  • 2021年02月19日(金) 20時33分
 フェブラリーSは、勝ち切っていることが何よりも重要。前走“格の高いレース”で勝ち切っている馬を中心に考えるべきです。論より証拠、まずはGIになって以降、過去23年のフェブラリーS出走馬を3つのグループに分けてみましょう。

 まずは前走、JRA重賞または海外重賞で1着だった馬をA群、前走、地方交流重賞も含めた重賞1-3着(A該当馬を除く)をB群、A、B以外(前走4着以下、非重賞での勝ち馬など)をC群とします。

 すると、A群は53戦[14-4-7-28]で勝率26%、複勝率47%、単回収145%、複回収113%、B群は109戦[6-13-10-80]で勝率6%、複勝率27%、単回収54%、複回収69%、C群は202戦[3-6-6-187]で勝率2%、複勝率7%、単回収140%、複回収49%という結果になりました。

 これを見ても一目瞭然、フェブラリーSは何を差し置いてもA群の馬を買うべきことがわかります。そして、ここからが重要。今年のフェブラリーS特別登録馬はA群の馬が2頭、B群の馬が1頭、残り20頭はすべてC群というメンバー構成になっているのです。今年の出走予定馬でA群、B群に該当するのはレッドルゼルオーヴェルニュワンダーリーデルの3頭になります。

 ちなみにC群には2014年、単勝272.1倍の超高配当を叩き出したコパノリッキーが存在します。これが1頭で単勝回収率を跳ね上げているため、同馬を除けばC群は201戦[2-6-6-187]で勝率1%、複勝率7%、単回収6%、複回収33%となります。

 C群20頭のなかから、コパノリッキー級の穴馬を探すのもひとつの手段なのかもしれませんが、少なくともカフェファラオアルクトスサンライズノヴァといった人気が想定されるC群の馬を買うのは、かなりリスクが高いといえるのではないでしょうか。
(文=岡村信将)

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