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【京都牝馬S予想】1200mの経験を生かしたいリバティハイツに期待

  • 2021年02月20日(土) 06時04分
 ヴィクトリアマイルへと続く牝馬の短距離重賞で、今年は阪神競馬場で行われる京都牝馬ステークス。例年であれば京都競馬場の外回りコースが使用されるのだが、今年は阪神競馬場の内回りコースを使うのがポイントになりそうだ。

 ◎リバティハイツは、今回と同じ舞台で行われたフィリーズレビューの優勝馬。使える脚が短い印象で、なかなか勝ち切ることができなかったが、それでもオープン級で惜しい競馬を何度も続けてきた。1400m戦を中心に使われていたが、3走前にはデビュー以来初めての1200m戦となるオパールSを快勝。ただし、やはり重賞ともなれば追走に苦労するような面を見せた。今回は昨年5月以来の1400m戦となるが、スプリント戦を使われてきたことがプラスに働くことを期待したい。

 直線の短い小回りコースなので、スピードのある○カリオストロ。昨年のフィリーズレビューはハイペースで逃げてゴール前まで見せ場を作り、橘Sではハナにこだわらない競馬で牡馬相手に強い競馬をした。まだ外から被せられたときには不安も残るが、阪神競馬場場の芝1400mは3戦2勝。一昨年の万両賞では2歳レコードを記録した舞台でもある。

 展開のカギを握りそうなのは▲イベリスだ。3歳時にはアーリントンCを逃げ切り勝ち。その1戦を最後に勝利からは遠ざかってしまっているが、昨年の阪神Cでは逃げて勝ち馬からコンマ5秒差6着と健闘した。一昨年のフィリーズレビューでは3番手から勝ち馬にコンマ1秒差4着という経験があり、この馬の先行力は怖い。

 右回りに一抹の不安を残すが、1400mで重賞勝ちがある△シャインガーネット、阪神芝1400m戦で勝利経験がありNHKマイルC3着の△ギルデッドミラーと、この距離で3勝を挙げている△ビッククインバイオも押さえておきたい。

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