近年は、ドバイや香港への
ステップとして、あるいは春のGIにむけた始動戦として実績馬が集結するレースでした。ところが今年は、GI馬が不在どころか、馬券になった馬も19年の
NHKマイルC2着の
ケイデンスコールと、18年の
宝塚記念3着の
ノーブルマーズだけ。さらには、古馬のGII勝ち馬すらいない状況で、例年とは大きく出走馬のレベルが変動しています。常識的には4歳の新興勢力が躍進する舞台ですが、古豪による波乱の可能性も増したとも考えられます。消去法の
ジャッジに注目ください。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週は、【注目の穴馬】に指名した4頭うち、
小倉大賞典の
テリトーリアルが11人気で勝利したのをはじめ、
フェブラリーSで
ワンダーリーデルが8人気3着、
京都牝馬Sの
イベリスが3人気1着と大活躍!残る
ダイヤモンドSの
ナムラドノヴァンも、6人気で惜しくも4着でした。
そして
小倉大賞典では【残った馬】6頭のうち、なんと3頭が1〜3着を独占! たとえば、6頭の3連複ボックスならば20点で3万2,190円をゲット! 3連単なら【注目の穴馬】の
テリトーリアルを軸に据えれば22万1,750円の高配当的中も!?
それでは今週も、
中山記念の消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】※過去10年のデータを参照したもの
■年明けのGII戦出走[0-0-0-12] 複勝率0%
■該当馬:
クラージュゲリエ、
サンアップルトン、
ノーブルマーズ、
マイネルハニー(過去の主な該当馬:15年
マイネルフロスト5人気4着)
■過去10年では、前走がGIだった馬は[7-6-4-30]と好結果を残しているのに対して、GII以下戦からの臨戦では[0-0-4-16]と未連対に終わっている。とくに、年明けにすでに出走していたGII連戦馬には期待がかけにくい状況だ。
上位人気が予想される
クラージュゲリエが消去データに該当しました。登録の段階では除外対象馬だったにも関わらず
ルメール騎手騎乗予定になっており、回避馬がでて滑り込めたとの出走過程も含め、怖い1頭なのは間違いありません。
しかしデータ的には、年明けの
日経新春杯で3着と好走して、今年の飛躍を目指しての参戦が空回りに終わる可能性もあるようです。また、このレースに
ルメール騎手は近4年で2回出走していますが、どちらも1人気で6、4着と期待に応えられていない点も不安材料でしょう。評価を下げる価値はありそうです。
残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中。はたして若き4歳馬なのか?はたまた古豪が阻めるのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。