2019年
朱鷺S、2020年
東風Sとリステッド競走で2勝をあげた
ストーミーシー(牡8、美浦・
斎藤誠厩舎)が、屈腱炎により引退することがわかった。競走馬登録は10日付で抹消される。
今後は北海道新冠町の太平洋ナショナルスタッドで種牡馬入りする予定とのこと。
ストーミーシーは
父アドマイヤムーン、
母リーベストラウム、
その父ゼンノエルシドという血統。
2015年7月の新馬戦でデビューし、9月の未勝利戦で初勝利をあげる。翌年4月にはニュージーランドT(GII・2着)で重賞初出走を果たすと、次戦には
NHKマイルC(GI・9着)に出走し、3歳マイル路線で存在感を示した。
その後は、2017年11月の
奥多摩Sを勝利しOP入りを果たすと、2019年の
朱鷺Sでオープン特別初勝利。7歳となった2020年の
東風Sで2勝目をあげるなど、長きに渡り芝短距離路線で活躍した。
昨年11月15日に行われたオーロC(リステッド・3着)がラストランとなった。通算成績は52戦5勝。総獲得賞金は2億697万9000円。