スマートフォン版へ

【金鯱賞】デアリングタクトV必然 2020年の無敗3冠牝馬が始動

デイリースポーツ
  • 2021年03月09日(火) 06時00分
 「金鯱賞・G2」(14日、中京)

 キセキグローリーヴェイズペルシアンナイトのG1馬3頭に加え、目下4連勝中と勢いに乗る良血馬ポタジェなど、春のG1戦線を見据える牡馬の一線級がそろったが、主役を担うのは紅一点デアリングタクト。データ班もイチ推しする2020年の3冠牝馬が、貫禄の走りを見せつける。

 史上初めて無敗で牝馬3冠を達成。20年の最優秀3歳牝馬に輝いたデアリングタクトが、新たな歴史をつくるべく、満を持してここから始動する。

 3冠馬3頭が激突した前走のジャパンC。結果は9冠馬アーモンドアイ、そして同期の牡馬3冠馬コントレイルに次ぐ3着。デビュー6戦目にして初めて敗北を喫したが、それでも着差はわずか。十分に誇れる走りだった。今回はそれ以来の実戦で、紅一点での戦いとなるが、主役の座は譲れないところだ。

 有馬記念を自重して、休養から帰厩したのが2月上旬。2週前追い切りから主戦の松山が騎乗し、着々と仕上げを進めてきた。3日の1週前追いは、僚馬の中でもかなり攻め駆けするベレヌス(4歳3勝クラス)を相手に、栗東CWで併せ馬。0秒9追走から、追いだしへの反応鋭く、最後はきっちり併入でフィニッシュした。

 松山は「前走と比べてすごく良くなったという感じはないけど、疲れはないし、いいリフレッシュをして帰ってきてくれました」と満足げな表情。杉山晴師も「落ち着きがあってリラックスしていますね。冬毛があって見栄えはしないけど、心配していたよりも、いい状態で出せます」と納得の手応えだ。

 この先にはクイーンエリザベス2世C・G1(4月25日、香港シャティン)も視野に入る。堂々と世界へ進出するためにも、しっかりと結果を残して弾みをつけたい。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す