9日、岩手県庁において岩手競馬所属騎手が『いわての学び希望基金』への寄付金を贈呈したことを同日、岩手県競馬組合が発表した。贈呈式には岩手県調騎会騎手部会会長・
村上忍騎手が出席し、岩手県教育委員会教育長佐藤博様へ寄付金を贈呈した。
■岩手県教育委員会教育長・佐藤博氏コメント
「今年で東日本大震災津波の発生から10年の節目を迎えます。この間、岩手競馬の皆さまには、いわての学び希望基金に継続してご支援いただき、厚く御礼申し上げます。
被災地の復興はこれまでの取り組みによって着実に進んできておりますが、中長期的に取り組むべき課題もあり、一人一人に寄り添った、より丁寧な支援が必要となっております。
今後も、被災地の子供たちが社会に出るまでに必要な『暮らし』と『学び』を支えて参りたいと思いますので、引き続きのご支援をよろしくお願いします」
■岩手県調騎会騎手部会会長・
村上忍騎手コメント
「震災から10年、この支援も今回で10年の節目になりました。昨年はコ
ロナ禍の影響でなかなか思うような活動ができませんでしたが、この寄付金を少しでも子供達の将来のために役立てていただければと思っています。今後もできる限りの活動を続けていくつもりです」
■贈呈者及び贈呈額
(1)贈呈者:岩手県調騎会騎手部会会長・
村上忍騎手(2)贈呈額113,000円
「震災復興祈念協賛レース(21レース実施)」に騎乗した騎乗手当の一部など
(平成23年度から今回までの寄付金累計額:11,731,447円)