3月14日(日)に中山競馬場で行われる
アネモネステークスに出走予定の
トゥルーアート(牝3歳、美浦・大竹厩舎)について、岩藤和裕調教助手のコメントは以下の通り。
(デビュー2戦目で初勝利となりましたが、前走を振り返ってください)
「大外枠でスタートもそれほど速くなかったのですが、うまくリカバリーできてその後はスムーズだったと思います。落ち着いて走れていたので、あの馬のパフォーマンスが出せたのかなと思います」
(3ヶ月の中間の様子を教えてください)
「レースで多少外傷したこともあり、牧場の方でケアしていただき、先月末に入厩してきました。精神的には相変わらず調教の時にカリカリするところはありますが、以前はあった線の細さは払拭されていて、結構肉付きも良くなり、良い筋肉がついてきたかなと感じます。馬体重に関しては大きく変わってはいませんが、多少増えている状態です」
(デビュー前からこの馬の素質は感じていましたか?)
「そうですね、非常に走りが前向きで、それでいて乗り手のコントロール性も高く、素軽い走りもできていたので、ある程度走れるのではないかなと期待していました」
(今朝の追い切りはウッドチップコースで行われましたが、どういった狙いでしたか?)
「いつも通りテンションを上げすぎないように、やりすぎないようにということと、多少の負荷はかけようということで、併せ馬で行ないました。手ごたえも余裕ありましたし、息の入りも良かったということでだいぶ良いところまで仕上がったかなという印象でした」
(中山芝1600mは、前回と同じですが改めて舞台設定は?)
「1度経験してますし、競馬のセンスも良い馬なので、今回もうまく対応してくれるのではないかなと思います」
(現状の課題はどのあたりでしょう?)
「やはり潜在的にテンションが上がりやすい馬だと思うので、今回レースは3回目になりますが前走、前々走と同じテンションで挑めるかが鍵になると思います」
(レースへ向けて意気込みをお願いします)
「ここで良い競馬をして、本番に行ければと思います。良い状態で出せると思いますので、僕たちも期待しています」
(取材:小屋敷彰吾)
ラジオNIKKEI