「フィリーズR・G2」(14日、阪神)
阪神JF6着からの巻き返しを図る
オパールムーンは10日、栗東CWで併せ馬。実戦を想定してラストを伸ばし、俊敏な動きを披露した。重賞2着と同じ舞台でVを狙う。熊本産の
ヨカヨカは同じ九州出身の幸を背に栗東坂路で単走。自己ベストをマークし、好仕上がりを誇示した。
実戦なみの切れで好仕上がりを誇示した。
オパールムーンは横山和(レースは横山典)が騎乗し、栗東CWで
マテンロウスパーク(4歳2勝クラス)と併せ馬。2馬身追走した分、首差及ばなかったが、6F85秒9-39秒1-11秒7と鋭く伸びた。昆師は「先週が上がり重点で12秒台だったので、“ラスト1Fは11秒台が出るように”と指示。重賞だし、レースで切れ負けしないようにね」と狙い通りの内容に胸を張った。
2走前のファンタジーSは、メンバー最速の上がりで猛追して2着。前走の
阪神JFは6着に敗れたが、メンバー3番目の上がりとしまいは目立つ脚だっただけに、悲観はしていない。「ハミ受けがいい感じになっていたし、今回はさらに完成される」。課題だった口が敏感な点を修正し、クリアしたのは収穫。自信を持って前哨戦に臨める。
本番の
桜花賞(4月11日・阪神)を見据えた一戦。「もともとが高いレベルの馬。上の状態をキープしておけば、と思っているからね。今回も普通にいい状態。休み明けのパフォーマンスが良過ぎるけど、
桜花賞は10で臨みたい。ここで負けるようだとマズい」。勝って、大舞台へ-。磨きに磨いた末脚で圧倒する。
提供:デイリースポーツ