IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されたことを12日、
JRAが発表した。
今回の発表は2021年1月1日から3月7日までに実施された世界の主要レースを対象としており、対象期間が短いためレーティング117以上の19頭が掲載されている。
ラン
キングトップはサウジCを勝ったミ
シュリフで、レーティングは122。昨年は第40位タイ(レーティングは芝で120)だったが、今年の初戦を勝利してトップとなった。昨年のサンバサウジダービーでは
フルフラットから2.1/4馬身差の2着だったものの、その後は5戦4勝の成績を残している。
第2位はブラックキャビアライトニング(G1)を勝ったネイチャー
ストリップで、レーティングは121。昨年4月のTJスミスS(G1)以来の勝利が、通算5度目のG1勝ちとなった。第3位タイはシャーラタン、エグザルタント、ゴールデンシックスティの3頭で、レーティングは120。シャーラタンはサウジCでミ
シュリフと1馬身差の2着だった。エグザルタントは
センテナリーヴァーズ(G3)では勝ち馬より20
ポンド重いトップハンデ(133
ポンド)だったが1馬身3/4差の2着で、前年と同じレーティングとなった。昨年の
香港マイル(G1)を勝っているゴールデンシックスティは1月の
スチュワーズC(G1)を勝利、その後2月の
香港ゴールドC(G1)にも勝って、13連勝中。
そのほかでは、アメリカの3歳馬が2頭掲載。サン
フェリペS(G2)を8馬身差で圧勝した
ライフイズグッドが第6位タイ(レーティング119)、昨年のブ
リーダーズCジュ
ベナイル(G1)を勝っている
エッセンシャルクオリティがサウスウ
エストS(G3)も勝って第12位タイ(レーティングは117)となった。
今回の発表では、日本調教馬の掲載はなかった。