20日に中山競馬場で行われる
フラワーカップ(3歳・牝・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが9番。4回で12番、3回で7、10、13番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-0-14/15 複勝率6.7% 複勝回収率11%
2枠 0-1-0-14/15 複勝率6.7% 複勝回収率14%
3枠 1-1-1-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率75%
4枠 2-1-1-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率51%
5枠 1-3-3-13/20 複勝率35.0% 複勝回収率153%
6枠 1-2-2-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率65%
7枠 2-2-2-14/20 複勝率30.0% 複勝回収率68%
8枠 2-1-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率92%
※2014年は2着同着
1〜4枠 4-3-2-58 複勝率13.4% 複勝回収率40%
5〜8枠 6-8-7-59 複勝率26.3% 複勝回収率95%
ざっくりと真ん中で区切ると外枠の方が好走率、回収率とも優秀なのが分かる。昨年8枠13番から12番人気で勝利した
アブレイズが数字を引き上げた面は否めないが、内枠のアドバンテージが薄いのは間違いないだろう。特に、1枠2枠の不振が顕著で、馬券絡みは15年
アルビアーノ(1番人気1着)、16年
ゲッカコウ(2番人気2着)のみ。7頭が3番人気以内に支持されての成績だけに、極端な内目は人気でも過信禁物だ。
ただし、8枠の数字が好調ではあるものの、馬番別では15番と16番は合わせて0-0-0-10。人気薄の出走が多かったのは事実だが、フルゲートでの争いとなると外過ぎるのは割引で、総合的には5〜7枠を上位に見るのが良さそうだ。