3着以内となった馬に優先出走権が与えられる
皐月賞トライアル。昨年は単勝6番人気の
ガロアクリークが、一昨年は単勝10番人気の
エメラルファイトが優勝を果たすなど、意外な伏兵がクラシック戦線の有力候補として名乗りを上げた年も少なくありません。現役調教師の通算成績を見ると、
藤沢和雄調教師が3勝、
相沢郁調教師、
堀宣行調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング17位(着度数順、3月14日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング3位の
堀宣行厩舎から
レインフロムヘヴンが、今年度4位、昨年度16位の
木村哲也厩舎から
ボーデンが、今年度16位、昨年度20位の
池添学厩舎から
ヴィクティファルスがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、その中から特に注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、
共同通信杯で2着に食い込んだ
ヴィクティファルス、前走の未勝利戦を圧勝した
ボーデン、
芙蓉Sを勝っている
ランドオブリバティなどに人気が集まりそう。本稿ではその中から、
ヴィクティファルスの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
ヴィクティファルス■調教師:
池添学■騎手:池添
■間隔:5
■場所:◎
■条件:◎
■ローテ:▲
■騎手:×
【注目馬解説(記事本文より)】
池添学調教師は中山のレースで複勝率38.1%、複勝回収値185円、(平地)オープンのレースで複勝率37.2%、複勝回収値153円。さすがに該当例はそれほど多くないが、中山の重賞やオープン特別でもたびたび穴をあけている。
ヴィクティファルス自身は重賞初挑戦の前走が好内容。素直に信頼してよさそうだ。
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
記事本文では「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。予想バイブル「厩舎必勝パターン」記事本文は以下よりご覧いただけます。