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【高松宮記念】マルターズディオサ狙う電撃女王 スピード性能抜群!初の千二もOK

デイリースポーツ
  • 2021年03月24日(水) 06時03分
 「高松宮記念・G1」(28日、中京)

 悲願のG1制覇を目指すマルターズディオサが、満を持してスプリント路線にかじを切った。2020年末の阪神Cでスピード性能の高さは証明済み。過去、重賞2勝を含む〈2・2・0・0〉と得意の休み明けというのも不気味に映る。虎視たんたんと頂上を狙う4歳牝馬が、期待を胸に桶狭間に乗り込む。

 20年は牝馬3冠路線を歩んだマルターズディオサが、スプリント路線に矛先を向けてきた。古馬と初対戦となった前走の阪神Cで2着。勝ち馬には0秒3差及ばなかったが、19年の最優秀短距離馬インディチャンプには首差先着してみせた。

 「前走は高速馬場で距離損もありましたからね。直線で馬場のいい外に出したけど、結果としてそのまま内を回っていた方が良かったと思う」と振り返った手塚師。ただ、その前走内容から「1200メートルは大丈夫」とスプリント戦への手応えをつかみ、春の大目標であるヴィクトリアMの前に、この1戦を挟む選択をした。

 前走後は放牧を経て、1カ月以上前に美浦へ戻ってきた。1週前には日経賞に出走予定のウインマリリン(4歳オープン)と美浦Wで併せ馬。ラストは一杯に追われて、5F68秒4-38秒9-12秒6のタイムを計時。2馬身追走から最後は併入に持ち込んだ。「びっしりやった分、だいぶいいね」とトレーナーも納得の仕上がりだ。

 チューリップ賞、紫苑Sと2度の重賞勝ちは、ともに休み明け初戦。「1戦燃焼型で目いっぱいに走る。むしろ、休み明けしか走らないからね。今回はちょうどいいと思います」と指揮官。ぶっつけでのG1アタックも意に介さない。

 ここでも人気を集めるレシステンシアとは、過去3回対戦して、1勝2敗。やや劣勢ではあるが、まだ勝負づけは終わっていない。人気では譲っても、実りはしっかり手にするつもりだ。

提供:デイリースポーツ

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