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【日経賞 血統データ分析】好走数ではハーツクライ、真価を問われるディープインパクト

  • 2021年03月25日(木) 12時20分
 27日に中山競馬場で行われる日経賞(4歳上・GII・芝2500m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがハーツクライ。次点で3回のステイゴールドキングカメハメハが続き、2回がマンハッタンカフェアドマイヤドンマーベラスサンデーディープインパクトとなっている。

 ハーツクライ産駒は「1-4-0-8」。12年2着、14年1着、15年2着とウインバリアシオンがリピーターとして活躍するほか、13年カポーティスターは9人気、18年チェスナットコートは7人気、ともに人気薄ながら2着と善戦していた。今年はゴーフォザサミットが出走予定。

 ステイゴールド産駒は「1-1-1-15」。以前は13年1着フェノーメノ、19年2着エタリオウと好走例は1人気に支持された馬に限られたが、昨年は9人気のスティッフェリオが3着と健闘していた。今年は登録のあったステイフーリッシュが回避となり、孫世代のウインキートスオセアグレイトが出走予定。

 ディープインパクト産駒は「0-0-2-11」。好走例は14年3着ラストインパクトと16年3着マリアライトの2頭。連対例がないので一見すると不振に思えるが、1・2人気の支持を集めた馬がいないことも考慮すべきだろう。今年は上位人気と目されるカレンブーケドールワールドプレミアほか、サトノルークスが出走予定。

 スクリーンヒーロー産駒は「1-0-0-1」。2度の出走例はどちらもゴールドアクターによるもので、16年1着、17年5着と安定した走りを見せている。なお、同馬は同コースで施行された15年有馬記念の勝ち馬でもあった。今年はウインマリリンが出走予定。

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