こんにちは、守永真彩です!全国で桜が咲き始める中、いよいよ今週から春のGIシーズンが始まります。そのスタートを切るのは春の短距離王決定戦「
高松宮記念」。
1200mを極めた生粋のス
プリンターか、それともマイルで実績を積んできた馬の未知の魅力か…!2020年度の
JRA最優秀短距離馬グランアレグリアが
大阪杯に向かったことで、馬券を買う側としては悩ましくなった今年の
高松宮記念。どの馬が頂点に立つのか楽しみです!
過去、中京競馬場で行われた
高松宮記念の9年間を見てみると、前走
シルクロードS組が最多の4勝、2015年以外は全て3着内に来ています。
例年
シルクロードSは京都1200mで行われますが、今年は京都競馬場の改修工事により中京1200m、つまり本番と同じ舞台で行われました。
勝ち馬の
シヴァージは外傷のため
高松宮記念の出走回避となりましたが、2着の
ライトオンキューは前走より今回は0.5kg軽い負担重量で走れますし、休み明けを叩いた上積みも見込めそう。1200mは3勝2着3回と安定した成績を残していますし、あくまでここが本番と考えればもちろん有力候補ですよね。
そして、
シルクロードS 3着馬の
ラウダシオンは昨年の
NHKマイルカップ馬。前走は
小倉2歳S(3着)を走った時以来の1200mでしたが、勝ち馬から0.2差と距離も問題なさそうですし、左回りが合っているイメージもあるので本番も気になる存在です。
過去9年の前走データ成績に戻ると
シルクロードSの次に勝ち星が多いのが
阪急杯の3勝。今年の
阪急杯は
レシステンシアが早めにハナに立つと、そのまま後続を振り切って見事レコード勝ちを納めました。コンビを組む予定だった
武豊騎手が骨折の為、急遽
浜中俊騎手へと乗り替わりとなりましたが、陣営のコメントからは金曜に跨ってもらいコンタクトを取る予定とのこと。この馬にとって1200mは初めてとなりますが、ここでも注目です。
阪急杯で4着だった
インディチャンプはマイルGIで
安田記念と
マイルCSを勝っており、実績はもちろん上位ですし、今回初の1200mでも外せない存在。
そして、1200mの鬼で思い起こされるのはやはり世界の
ロードカナロア。その血を受け継ぐ
ダノンスマッシュは前走、
香港スプリントで父子制覇を果たしました。
高松宮記念は今年で3度目の挑戦となります。G1馬になって挑む今年は負けられない戦い。国内でも偉大な父と肩を並べられるか、楽しみなところです。