暮れの
阪神カップをあっさりと勝った
ダノンファンタジー。なかなか思うような競馬が出来ませんでしたが、あまりにサラッと勝ったので改めて彼女のポテンシャルの高さを感じました。
「1600m戦では結果を出せずにいましたが、1400mの
阪神カップでは強かったですね。
阪神カップの競馬から、
ダノンファンタジーは1400mがベストだと感じました」と片山助手。
1200mと1400m、1400mと1600m。たった200mですがその差や適性の有無は大きいものです。
「今回、1200mのスペシャリストと一緒に戦うわけです。この馬自身の1200mの適性はあると思いますが、相手は1200mのスペシャリストたちですから。その中に入ってどれだけやれるか、ですね」
この中間、ホント状態は素晴らしくいいんです。
「落ち着きがあっていい雰囲気ですよ。カイバもしっかり食べていて馬体もいい状態をキープしています。追い切りは1週前にしっかりやったので、今週は整える程度ですがこれで十分だと思います」
前走の
阪急杯は出遅れての5着でした。
「この中間はゲートについても意識しながら調整しています」
今回は中京、と輸送の距離が短いのもいいですね。期待してます!
(取材・文:花岡貴子)