7日、
船橋競馬場で行われた報知
グランプリC(4歳上、南関東G3・ダート1800m、1着賞金1200万円)は、
内田博幸騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)
プライドキム(牡5、船橋・川島正行厩舎)が好位追走から直線入り口あたりで先頭に立つと、2番人気
シーチャリオットの追撃を1馬身差抑え優勝した。勝ちタイムは1分51秒3(良)。さらに4馬身差の3着に6番人気
ベルモントソレイユが入った。なお、
タカラアジュディは最後の直線で馬体に故障を発症し競走を中止している。
勝った
プライドキムは、
父アフリート、
母ステファーナ(
その父リアルシャダイ)という血統で、伯母に
システィーナ(95年京都牝馬特別-GIII)、姪に昨年の
エーデルワイス賞(交流GIII)を勝った
パラダイスフラワー(牝3、岩手・櫻田浩三厩舎)がいる。
2歳時の04年、栗東・池添兼雄厩舎からデビュー。2戦目の未勝利(札幌・ダート1000m)で2着に6馬身差の圧勝で初勝利を挙げると、
兵庫ジュニアグランプリ(交流GIII)で2着に5馬身差をつけ初重賞制覇。続く
全日本2歳優駿(交流GI)でも、翌年の南関東2冠馬
シーチャリオットに4馬身差の圧勝でGI制覇したが、その後は勝利に恵まれず、昨年5月のサウジアラビアC(OP)8着を最後に現厩舎に移籍。1月10日、約8か月ぶりの出走となった
船橋記念(南関東G3・ダート1000m)に勝ってここに臨んでいた。通算成績18戦6勝(うち地方6戦4勝、重賞4勝)。
なお、2着
シーチャリオットも同厩舎で、船橋・川島正行厩舎の1、2着独占。
シーチャリオットとの組み合わせは04年
全日本2歳優駿以来2回目となった。