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【ダービー卿CTレース後コメント】テルツェット M.デムーロ騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2021年04月03日(土) 18時00分
中山11Rの第53回ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳以上GIII・芝1600m)は3番人気テルツェット(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。1馬身差の2着に4番人気カテドラル、さらにクビ差の3着に5番人気ボンセルヴィーソが入った。

テルツェットは美浦・和田正一郎厩舎の4歳牝馬で、父ディープインパクト母ラッドルチェンド(母の父Danehill Dancer)。通算成績は6戦5勝。

レース後のコメント
1着 テルツェット(M.デムーロ騎手)
「気持ちいいですね。(レースでの馬の雰囲気も)すごく良かったです。この馬の以前のレースを見て勉強していましたし、レースでは初めて乗りましたが、馬を信じていました。最後の直線での動きも、すごく良かったです。思った通り、良い瞬発力を見せてくれました。能力がすごくありますから、この先が楽しみです。区切りの1100勝を重賞で決められて、とても嬉しいです。

 (中山競馬場に久々にファンが来場していて)やはりパドックから雰囲気が違いました。皆さんが応援してくれて、戻ってくる時にもファンの皆さんがとても暖かかったですし、嬉しかったです」

(和田正一郎調教師)
「しっかり伸びてくれましたね。競馬の前のテンションがどうかなと思いましたが、ジョッキーがうまくなだめてくれて、落ち着いて競馬に臨めたのが良かったです。しっかりハミを取っていましたし、ゴーサインにしっかり反応して、ジョッキーもスムーズに外を回していってくれました。

 本質的にはこのくらいの距離が一番良いのかなと思います。このあとは馬の様子を見てから、状態次第になりますが、ヴィクトリアマイルも視野に入ってくると思います」

2着 カテドラル(田辺裕信騎手)
「器用な馬ではないので、中山は展開に左右されると思っていました。ただ前も引っ張ってくれて、今日は理想的な形になってくれました。勝ち馬は斤量も軽かったですし、仕方ないです」

3着 ボンセルヴィーソ(木幡巧也騎手)
「内枠を生かして、うまく運ぶことができました。馬場も気にせず、よく走ってくれました」

6着 トーラスジェミニ(原優介騎手)
マイスタイルが速くて、自分の馬が外枠だったので、今後のことも考えて番手でレースをしました。この形を今後に生かしていってくれたらと思います」

7着 ブラックムーン(吉田豊騎手)
「良い形で競馬ができました。差し馬有利の展開で、この馬に流れが向いてくれました」

13着 ルフトシュトローム(C.ルメール騎手)
「休み明けで途中までハミを取ってくれませんでした。馬混みを嫌がって反応してくれませんでした」

14着 スマイルカナ(柴田大知騎手)
「これだけ休んだことがなかったので、休み明けが敗因です。スムーズに走っていましたが、4コーナーで手応えがなくなってしまいました」

ラジオNIKKEI

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