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桜花賞・G1」(11日、阪神)
メイケイエールは7日、栗東CWで僚馬2頭を目標にする形でスタートを切ると、直線では鋭い動きを披露してあっさりとかわした。4F51秒0-37秒3-12秒1。自らまたがった武英師は「前走は休み明けの感じがありましたが、ガス抜きができて、体調も良くなってきました」と好感触。「先週の段階でいつでも競馬できる仕上がりになっていましたが、G1なので、きっちり、緩めずやってきました。ひいき目は入っているかもしれませんが、抜けた存在ではないかと思っています」と自信をのぞかせた。
デビュー戦からここまで、まともに折り合った競馬は一度もない。前走の
チューリップ賞でも、口を割って鞍上と大げんかしながらも1着同着をもぎ取った。今回は矯正馬具を全て外すという。指揮官は「
リセットして、気分良くスピードを生かす。逆に何もいらないのではと」と意図を説明。課題の気性面さえクリアすれば、結果はおのずとついてくる。負傷した
武豊に代わり、初コンビとなるベテラン横山典を背に頂点を狙う。
提供:デイリースポーツ