スマートフォン版へ

【フローラS展望】オークストライアル、適性あるあの馬に期待したい

  • 2021年04月21日(水) 06時00分
 メンバーの多くが1勝馬ということも珍しくないが、それでも昨年のウインマリリンをはじめ、モズカッチャンチェッキーノデニムアンドルビーサンテミリオンなど、本番でも活躍する馬がしばしば現れている。本番を展望する上で見逃せない一戦だ。

1.桜花賞路線の延長ではない

 過去10年の連対馬20頭のうち、前走で1600m以下の距離を使っていた馬は2頭のみ。東京芝2000mはこの時期の牝馬にとってはタフな条件なので、マイル以下の距離とは求められるものが違ってくる。桜花賞戦線に乗りかけた馬が転身してくるケースもあるが、そこでの実績を鵜呑みにはできない。

2.前走が条件戦でも問題ない

 一時期はフラワーCから回ってきた馬が主力を占めていた時期があったが、フラワーC組の勝利は10年が最後。以降の10年間では、前走1勝クラス(500万下)だった馬が7勝、オープン特別だった馬が1勝、未勝利戦だった馬が2勝となっている。

3.前走好走馬が中心

 過去10年の連対馬のうち、前走4着以下に敗れていた馬は4頭だけ。勝ち馬に限ると、10頭中9頭は前走1着だった。18年はチューリップ賞で4着だったサラキアが2番人気で4着、クイーンCで4着だったオハナが3番人気で14着など、前走がハイレベルなレースであっても、一度壁にぶつかった馬の巻き返しは容易ではない。

 パープルレディーは跳びが大きく、いかにも広い東京コースが合うタイプ。前走のゆりかもめ賞(1勝クラス)では牡馬との追い比べを制して2連勝を飾った。しばしばゲートを遅く出るので多頭数に替わってどうかという面はあるが、東京適性はここに入っても上位の存在だろう。3連勝で樫の舞台に名乗りを上げたいところだ。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す