4月25日(日)に東京競馬場で行われる第56回フローラS(GII)に出走予定のユーバーレーベン(牝3歳、美浦・手塚厩舎)について、矢嶋大樹調教助手のコメントは以下の通り。

(前走のフラワーC3着でしたが、振り返って下さい)
「あの馬のいつも通りの感じでスタートを出て、自分のリズムで追走できたと思います。前走は自分からハミも取って、普段より気持ちが入ってましたが、勝負どころで他の馬の影響で外を回されてしまい、最後は届かなかったのかなと思います」

(中4週の中間の様子は？)
「一度レースを使われて馬もやる気に満ち溢れたような感じになっていますので、良い感じに仕上がってきています」

(2歳の早い時期にデビューしましたが、その頃と比べて成長度合いは？)
「2歳で来た頃は、本当に2歳馬という感じで、馬体もまだまだ小さく緩かったのですが、最近になってようやく実も入ってきて、体も少し大きくなってきたので、今まさに成長していると感じられるところです」

(今朝の追い切りは坂路で行われましたが、詳しく教えて下さい)
「格上の馬を1馬身くらい追いかけて、終いだけ並んで気合をつけてくるという内容でした。乗り手に聞いたところ動きの方も良い感じだったという報告でした」

(今回は東京芝2000mとなりますが、舞台はいかがでしょう？)
「道中かかることもない馬ですし、2000mはちょうど良いのかなと思っています」

(スタートはやはり課題なのでしょうか？)
「スタート自体は遅くないのですが、この馬は二の脚がのんびりなところがあるので、そのあたりはジョッキーとも相談して行ければ良いかなと思います」

(最後にレースへ向けて意気込みをお願いします)
「クラシックレースにしっかり出られるように、このレースを勝ちに行ってオークスへいい形で向かえるようにしっかり仕上げますので、応援のほどよろしくお願いします」


(取材:小屋敷彰吾)

ラジオNIKKEI