「マイラーズＣ・Ｇ２」（２５日、阪神）

　初コンビの鞍上も好感触だ。アルジャンナは２１日、栗東坂路で単走追い。馬なりで４Ｆ５２秒６-３７秒９-１２秒４をマークした。福永は「前進気勢が強いと聞いていたけど、最後までしっかりとした脚取りだった。体調がいいんじゃないかな」と満足そう。池江師も「動きは良かった。ジョッキーも“１回癖をつかんで良かった”と言っていたから」とうなずく。

　初距離のダービーこそしんがり負けを喫するも、千八Ｇ３で２・３・２着と好走。世代上位の力を示した。８カ月半ぶりの前走は５着に敗れたが、「昨年の春は膝をかばって走りが小さくなっていた。前走は最後に伸びていたのが良かった」と指揮官は評価する。「脚をためてしまいを伸ばす競馬を教えて、いずれ距離を延ばしたい」。叩き２走目の重賞参戦で復活Ｖを狙う。

提供：デイリースポーツ