過去10年では、
中山牝馬S組が[9-7-2-50]の成績を残しています。出走数も多いので、その取捨が重要なポイントでしょう。そして今年のもうひとつの注目が、地震の影響によって福島から新潟に舞台が移ったこと。ただし、10年前の新潟開催時にも、
中山牝馬Sで2、3着だった馬がワンツーを決めています。外回りの左回り戦に条件が大きく変わることよりも、関連の強い牝馬限定重賞という点を重視すべきなのかもしれません。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の
皐月賞では、【残った馬】の2人気
エフフォーリアと8人気
タイトルホルダーがワンツー。馬連でも4,300円の好配当でした。また
アンタレスSでは、【注目の穴馬】の
ロードブレスが6人気3着を確保。
桜花賞でも、【注目の穴馬】の
ファインルージュが8人気3着と好走し、
大阪杯でも、【注目の穴馬】の
モズベッロが6人気で2着に入っています。波乱にも強いケシウマの消去法に、今週もご注目ください。
ここでは、
福島牝馬Sのケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】※データは過去10年間を対象
■前走1600m以下の非重賞戦出走(6歳以上馬は除く) [0-0-0-17] 複勝率0%
■該当馬:
クラヴァシュドール、
フィリアプーラ(過去の主な該当馬:17年
ウインファビラス5人気14着)
■過去10年で非重賞戦組は[0-3-5-45]と苦戦している。そして今年、舞台を福島から新潟に移したからといって、その傾向が変わるとは考えにくい。とくに厳しいのが、1600m以下からの臨戦馬だ。加齢にスピードの衰えを補える効果が期待できる6歳以上の高齢馬を除き、非重賞戦からの相手強化と距離延長を克服しなければならない馬は、やはり強くは推しにくい。
阪神JF3着、
桜花賞4着の実績のある
クラヴァシュドールが消去データに該当しました。重賞連対も2回記録しており、少なくとも非重賞戦からの臨戦を苦にするタイプではなさそうです。さらに、デビューから3戦連続で馬券になっている
藤岡佑介騎手への手戻りもプラス材料でしょう。ただし、過去に結果を残しているマイル戦で2戦連続して人気を裏切り、しかも今回は初距離。新味に期待することは可能ですが、木曜想定5人気ならば、ここは見送りが正解かもしれません。
さらに残りの消去条件は、『
パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして今年も
福島牝馬S組が活躍するのか? そして好調な【注目の穴馬】はどの馬に? ケシウマの消去データを、ぜひお役立てください。