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【青葉賞展望】末脚が要求されるトライアル、注目はあの馬

  • 2021年04月27日(火) 06時00分
 青葉賞組がダービーを勝てないというジンクスはファンの間でもよく知られているが、それでもシンボリクリスエスゼンノロブロイなど活躍馬をしばしば輩出して重要なトライアルという位置付けではあった。しかし近年は、12年ハナ差2着のフェノーメノ以来本番での連対馬が出ておらず、トライアルとしての存在感は以前より薄くなりつつある。

1.しっかりと末脚を使えるかどうか

 一昨年のリオンリオンのような逃げ切りはまれで、大抵の年では直線での追い比べになる。過去10年で4角3番手以内から3着以内に好走したのは4頭だけで、過去10年の勝ち馬10頭中8頭は上がり2位以内の末脚を使っていた。

2.一気の距離延長は苦戦

 過去10年で、前走1800m以下の距離を走っていた馬は[1-1-3-53]で連対率3.4%・複勝率8.6%。過去より高速馬場で行われるようにはなってきているものの、東京芝2400mはスピードだけで押し切るのは困難な条件。相応のスタミナも求められるため、一気の距離延長は中々通用していない。

3.前走条件戦組も軽視できない

 阪神芝2400mのアザレア賞(1勝クラス)や中京芝2200mの大寒桜賞(1勝クラス)、中山芝2200mの山吹賞(1勝クラス)などを経てきた馬の活躍も目立つレース。前走が条件戦であったとしても、スタミナが要求されるコースで好走してきた馬は軽視できない。

 アオイショーはズブさがあって立ち回りはあまり器用ではないが、直線で外に出されてからは非常に鋭い末脚を発揮できる馬。これまで中山コースしか経験がないものの、おそらく広い東京の方が合っているタイプだろう。距離延長は気にならず、重賞でも勝ち負けの期待は十分。

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