5月4日(火)
船橋競馬場で3歳馬の重賞、第35回
東京湾カップが開催される。
2着までに入った馬には
東京ダービーの優先出走権が与えられ、昨年は同レースの2着馬
エメリミットが
東京ダービーで勝利、1着馬
マンガンが2着となり切符を手にした2頭でのワンツー決着となった。
今年は
クラウンカップ組や
トライアルレースの
ブルーバードカップ組の上位馬が集結し混戦ムードだが、中でも本命は
ギャルダル。
前走の
ブルーバードカップでは道中外々を回る形となってしまったが、直線では鋭い脚で迫り、先に抜け出していた
オークハンプトンを捕らえることはできなかったものの2着を確保。
今回の状態について担当の秋葉厩務員は「一戦ごとに力を付けていて状態は前走以上」と話しており、巻き返しは十分可能。
対抗は
ブルーバードカップの勝ち馬
オークハンプトン。2走前の若獅子特別では2番人気に推されるも
京浜盃の勝ち馬
チサットから2秒近く離されての4着で、前走は5番人気と人気を落としたが、3番手からレースを進めて4コーナーで逃げていた
アムールショコラに並びかけると直線では先頭に立ってそのまま押し切ってのV。勝利したのと同じ舞台というのもアドバンテージで、ここでも勝ち負け可能。
▲は
ギガキング。
クラウンカップでは後方からの競馬になりながら早めにポジションを押し上げていき、長く良い脚を使っての2着と評価できる内容。2走前には船橋1700mで勝利していてコースに不安もない。
また前走の
ブルーバードカップで3着に逃げ粘った
アムールショコラも侮れない存在。母は
ローレル賞2着、
東京2歳優駿牝馬3着で2011年のGRANDAME-JAPAN2歳シーズンを優勝した
ショコラヴェリーヌ。叔母には
JBCレディスクラシックを筆頭に重賞6勝を挙げた
ララベルがおり血統背景からも注目だ。
最後に挙げたい一頭は
レスポンデール。年明けのデビューで3戦3連勝中。前走の
クラウンカップは疝痛のため出走取消となってしまったが、この3戦の走りから能力は高く改めて期待する。
馬券は
ギャルダルを軸に馬複、3連複で狙う。
(文=「勝馬」記者・豊岡加奈子)
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