本日5月5日(水)に
船橋競馬場で行われる第33回
かしわ記念(4歳上・JpnI・ダ1600m・1着賞金7000万円)。
今年初戦の
川崎記念でGI初制覇を飾り、続く
京成盃グランドマイラーズで1着と重賞連勝中の
カジノフォンテン(牡5、船橋・
山下貴之厩舎)は5枠6番、同じく今年初戦となった
フェブラリーSでGI初制覇を飾り、引き続き
C.ルメール騎手とコンビを組む
カフェファラオ(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)は3枠3番に入った。
かしわ記念注目の出走馬のプロフィールをピックアップして紹介する。
■
JRA所属馬
カフェファラオ(牡4)
今年の
フェブラリーSを含め、デビューから7戦5勝。とりわけ1600メートルでは3戦無敗と抜群の相性を誇っている。昨夏の
ジャパンダートダービー(7着)では、コース上にできていた車の轍を気にしただけに、初コースで物見をする懸念はあるが、4歳を迎えての精神的な成長もあるはず。ここを勝って、砂のマイル王の座を堅守するか。
インティ(牡7)
2019年に
フェブラリーSを制し、
かしわ記念でも2着した強豪。その後は勝ち切れていないが、昨年の
チャンピオンズCで0秒4差の3着、今年の
フェブラリーSでも0秒7差の6着に食い込んだように、極端な衰えは感じられない。その
フェブラリーSで差す競馬にも対応し、脚質に幅が出てきたのも強み。ここで復活を遂げるか注目だ。
サンライズノヴァ(牡7)
2019年の
マイルチャンピオンシップ南部杯を勝利し、昨年の
かしわ記念でもスタートでつまずきながら3着と、左回りの1600メートルで好走歴。昨年の
プロキオンS、
武蔵野Sでも勝利したように、まだまだ一線級で戦える力を持っている。前走の
フェブラリーSは11着に敗れたが、馬体面でもうひと絞りがあれば好勝負になるはずだ。
タイムフライヤー(牡6)
5度のGI制覇を果たした
タイムパラドックスの近親。2017年の
ホープフルSを制すなど、芝を中心に活躍してきたが、ダートでも
エルムS制覇、昨年の
フェブラリーSで5着に健闘するなど、高い能力を示している。管理していた松田国英調教師が2月に引退したため、今回が転厩初戦となるが、持ち前の瞬発力を発揮できれば勝機も十分。
■地方所属馬
カジノフォンテン(牡5)
3歳時は重賞でも好走止まりだったが、4歳の夏に
京成盃グランドマイラーズで重賞初制覇。
東京大賞典で2着に健闘すると、続く
川崎記念でGIタイトルを獲得し、一躍ダートの中心勢力となった。前走の
京成盃グランドマイラーズは休み明けだったが、好時計で連覇を達成。叩いての良化が見込めるだけに、2度目のGI制覇が期待できる。
発走は16時05分。
(出走馬情報提供:千葉県競馬組合)
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