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【本日開催!船橋・かしわ記念】10年ぶりの地方馬制覇に期待が懸かる/注目馬プロフィール

  • 2021年05月05日(水) 11時10分
 本日5月5日(水)に船橋競馬場で行われる第33回かしわ記念(4歳上・JpnI・ダ1600m・1着賞金7000万円)。

 今年初戦の川崎記念でGI初制覇を飾り、続く京成盃グランドマイラーズで1着と重賞連勝中のカジノフォンテン(牡5、船橋・山下貴之厩舎)は5枠6番、同じく今年初戦となったフェブラリーSでGI初制覇を飾り、引き続きC.ルメール騎手とコンビを組むカフェファラオ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は3枠3番に入った。

 かしわ記念注目の出走馬のプロフィールをピックアップして紹介する。

JRA所属馬

カフェファラオ(牡4)
 今年のフェブラリーSを含め、デビューから7戦5勝。とりわけ1600メートルでは3戦無敗と抜群の相性を誇っている。昨夏のジャパンダートダービー(7着)では、コース上にできていた車の轍を気にしただけに、初コースで物見をする懸念はあるが、4歳を迎えての精神的な成長もあるはず。ここを勝って、砂のマイル王の座を堅守するか。

インティ(牡7)
 2019年にフェブラリーSを制し、かしわ記念でも2着した強豪。その後は勝ち切れていないが、昨年のチャンピオンズCで0秒4差の3着、今年のフェブラリーSでも0秒7差の6着に食い込んだように、極端な衰えは感じられない。そのフェブラリーSで差す競馬にも対応し、脚質に幅が出てきたのも強み。ここで復活を遂げるか注目だ。

サンライズノヴァ(牡7)
 2019年のマイルチャンピオンシップ南部杯を勝利し、昨年のかしわ記念でもスタートでつまずきながら3着と、左回りの1600メートルで好走歴。昨年のプロキオンS武蔵野Sでも勝利したように、まだまだ一線級で戦える力を持っている。前走のフェブラリーSは11着に敗れたが、馬体面でもうひと絞りがあれば好勝負になるはずだ。

タイムフライヤー(牡6)
 5度のGI制覇を果たしたタイムパラドックスの近親。2017年のホープフルSを制すなど、芝を中心に活躍してきたが、ダートでもエルムS制覇、昨年のフェブラリーSで5着に健闘するなど、高い能力を示している。管理していた松田国英調教師が2月に引退したため、今回が転厩初戦となるが、持ち前の瞬発力を発揮できれば勝機も十分。

■地方所属馬

カジノフォンテン(牡5)
 3歳時は重賞でも好走止まりだったが、4歳の夏に京成盃グランドマイラーズで重賞初制覇。東京大賞典で2着に健闘すると、続く川崎記念でGIタイトルを獲得し、一躍ダートの中心勢力となった。前走の京成盃グランドマイラーズは休み明けだったが、好時計で連覇を達成。叩いての良化が見込めるだけに、2度目のGI制覇が期待できる。

 発走は16時05分。

(出走馬情報提供:千葉県競馬組合)

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