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【ヴィクトリアマイル予想】不安材料は反動だけ!? 打倒グランアレグリアを目論む筆頭は?

  • 2021年05月16日(日) 06時05分
 東京競馬場芝1600m戦を舞台に行われる「春の女王決定戦」ヴィクトリアマイル。一昨年はノームコアがコースレコードで快勝し、昨年はアーモンドアイが流すようにそのコースレコードに0.1秒差で貫録を示した。先週のNHKマイルCは1分31秒台の決着だったが、今週から仮柵が設けられるBコースが使用されることになり、時計勝負の1戦となりそうだ。

 ◎グランアレグリアは昨年の安田記念、そしてマイルCSの優勝馬。昨年の安田記念ではアーモンドアイインディチャンプノームコア、ケイアイノーテック、アドマイヤマーズといった東京マイルのGIウイナーたちを最速上がりで一蹴。スプリンターズSではダノンスマッシュを並ぶ間もなく交わし、マイルCSでもインディチャンプアドマイヤマーズ相手に完璧な勝利を収めている。

 前走の大阪杯では初めて経験する2000mに加えて、重馬場の馬場コンディション。休み明けでマイナス体重だったのはおそらく距離を意識したものだろうが、その反動くらいしか心配材料がない。安田記念ではなく、敢えてここを選んだあたり疲労が残っているとも思えず、本命に。

 〇レシステンシアは一昨年の阪神JF優勝馬で、桜花賞2着、NHKマイルC2着。阪神JFは当時の2歳コースレコードで、今春の阪急杯もレコード勝ち。時計勝負には絶対の自信がある。高松宮記念は外枠だったこともあってそれまでの逃げ戦法とは打って変わっての追い込み策となったが、外によれながらも最後までダノンスマッシュを苦しめた。今回も、この馬の自在性を生かせる枠順を引き当てた。

 ▲マジックキャッスル愛知杯の優勝馬。秋華賞デアリングタクトの2着で、東京マイルコースでは3歳春にクイーンC2着というのがある。前走の阪神牝馬Sは好位のインでうまく脚をためたものの、直線で行き場を失う不利があった。それでもこじ開けるようにインコースを伸びたあたりに、この馬の能力、闘争心が垣間見えた。

 問題は、阪神牝馬Sのときに大きく減っていた馬体重。全2走で合計22キロ増やしてきたのは好材料だと思ったのが、元に戻ってしまった。どんな馬体重で出走してくるのかも注目したい。

 昨年2着△サウンドキアラは、重賞3連勝中だった昨年のような勢いはないが、阪神C高松宮記念ともに悪い内容ではなかった。1600mで4連勝中の△テルツェットオークスで2番人気の支持を得た△デゼルも連下には押さえておきたいし、穴っぽいところなら、左回りでは崩れない△リアアメリアも、このレースまでは見限れない。

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