無傷の5連勝で
桜花賞を制し、白毛初のクラシック馬となった
ソダシ。昨年の
デアリングタクトに続き2冠目の期待を背負っての
オークスとなります。何といってもポイントは2400mの距離となりそうですが、短、中距離で活躍してきた
クロフネ産駒初の2000m以上の重賞制覇となるかにも注目が集まります。
ソダシに限らず、ほとんどの馬がはじめての2400m戦だけに予想の難易度も高いGIで、今週もnetkeibaオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想から弾き出した、激走注目馬を紹介します。
レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出、走破タイムの速い順に印を打つAIですが、学習し予想に使われるデータは、netkeibaが保有するこれまでのレース情報すべて。
週頭には大穴
エンスージアズムをnetkeibaAIの本命候補としてピックアップしましたが、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上で弾き出した注目馬は、
桜花賞で
ソダシにコンマ1秒差3着の
ファインルージュでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
ファインルージュ鞍上:福永祐
総合指数:68.08 (全18頭中1位)
未勝利、
フェアリーSの勝ちタイムは水準レベルの勝ちタイムでしたが、
フェアリーSは道中中団で揉まれながら、大外マクリで直線に入り、最後は右手前のまま突き抜けています。タイムに比べての内容は◎でしょう。
そして前走の
桜花賞は、大幅にタイムを短縮して前進。阪神JFの1、2着馬相手に半馬身差と力上位を証明する結果となりました。高速馬場とはいえレコードタイムとなった
ハイスピードレースで、上がりは
ソダシより上。最後まで差を詰めた内容に期待を持てます。
キズナ産駒の代表格は、昨年ダービーは5着も今年の
天皇賞(春)で2着に好走した
ディープボンド。同世代では、
NHKマイルCでは落馬のアク
シデントがありましたが、
NZTを快勝した
バスラットレオン、その
NHKマイルC2着だった
ソングラインがいます。
ソングラインのように短期間で成長できるのが
キズナ産駒。
桜花賞後に「先着を許した2頭とは完成度の違い。まだまだ伸びしろを感じる」とコメントした
福永祐一騎手。先日の
天皇賞(春)で、
ワールドプレミアを1着に導いた、その福永騎手が引き続き手綱を握ります。コンビ2戦目となり初騎乗時の前走よりも勝手を知った今回、上積みも考えればココで
ソダシを逆転しても不思議はありません。いまだにいない
キズナ産駒のGI勝ちの期待も高まります。
新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説は
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