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【目黒記念展望】ダービー後の伝統レース、注目はあの馬

  • 2021年05月27日(木) 06時00分
 ダービーデーの最終レースは、伝統の目黒記念。舞台となる東京芝2500mはダービーより100m延びるだけだが、直線の坂を2回通ることになるため、字面以上にスタミナが要求されることになる。ハンデ戦ということもあり、中々順当には決まらない。

1.差し・追い込みが届く

 過去10年で、4角10番手以下に構えていた馬が6勝。東京芝2500mはスタミナが要求されやすいことに加え、スタート直後が上り坂なので、前半のペースが落ち着いて後半の末脚勝負になりやすい。

2.中距離からの距離延長に注目

 春の天皇賞の敗者復活戦的な色合いが強い時期もあったが、近年は目黒記念も高速レースになることが通例。距離短縮のローテで挑んでくる馬は連対率8.3%なのに対し、距離延長の馬は連対率13.3%。500m以上距離延長となる馬でも連対率は11.1%ある。

3.ベテランも侮れない

 17年のフェイムゲーム、15年のヒットザターゲットなど、ベテランが変わり身を見せてくるケースも少なくないレース。過去10年の連対率や複勝率は4・5歳馬の方が高いものの、勝ち馬の半分は6歳以上から出ておりベテランでも侮れない。

 ムイトオブリガードは今年の1月に復帰してから3戦して掲示板もないが、前走の新潟大賞典(7着)では最後方からよく追い込んできており、徐々に良化は見せている。今回は、18・19年のアルゼンチン共和国杯で2・1着した実績のある東京芝2500m。変わり身を見せるならここだろう。

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