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【鳴尾記念展望】宝塚記念に向けた一戦、好走の条件とは

  • 2021年06月01日(火) 06時00分
 今回で74回という長い歴史を誇るが、幾度も時期と条件変更が繰り返されてきたレース。12年に現在の時期へと変更され、宝塚記念の前哨戦として位置づけられるようになった。今年は金鯱賞中日新聞杯などと同じ中京芝2000mでの開催となる。

1.前有利

 コース改修後に行われた中京芝2000mの古馬オープンクラスの成績を、4角位置取り別で見ると、4角3番手以内の馬は複勝率26.2%で複勝回収率100%、4角5番手以下の馬は複勝率17.7%で複勝回収率65%。中京芝2000mは直線の上り坂の途中がスタートになるため、前半のペースが落ち着きやすく、しばしば前残りになる。

2.凡走からの巻き返しが多い

 過去10年の鳴尾記念で、前走6着以下だった馬が8勝。前走5着以内だった馬は、昨年2番人気8着のサトノルークス、17年2番人気7着のバンドワゴン、16年1番人気6着のヤマカツエース、15年1番人気4着のエアソミュール、13年1番人気6着のパッションダンスなど人気を裏切るケースも多い。

3.前走GI・GII組が強い

 過去10年の鳴尾記念で、前走GI組は[3-3-3-8]で複勝率52.9%、前走GII組は[4-1-2-17]で複勝率29.2%。対して、前走オープン・リステッド組は[2-1-2-33]で複勝率13.2%。

 ブラヴァスはここ2走の金鯱賞大阪杯が案外だが、いずれもかなり時計がかかる重馬場の影響が大きかった。昨年の活躍からして高い能力があるのは確かで、まだ見限るには早いだろう。前走は後手に回ったが本来前々で立ち回れる馬。先行馬の少ないここで巻き返しを期待する。

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