6日(日)に東京競馬場で行われる第71回
安田記念(GI・芝1600m)に出走予定の
ダノンキングリー(牡5歳、美浦・
萩原清厩舎)について、追い切り後の
萩原清調教師のコメントは以下の通り。
「最近は出走予定だったレースをパスしたりもしていたので、まずは出走するレースに向けて体を作って行く事にウエイトを置いて調整してきました。良くなってきたと思います。(5歳になっての成長、変化は)成長という部分では逆にダメージの方が大きくなってきている近走だったので、馬の成長に関してはここからの競馬を見て、ということになるかなと思います。
(今朝の追い切りは)良いフォームを持続させて、隣に馬が並んでもそれがキープできるかを念頭に置いて調整しました。だいぶ良い頃の感じになって来ていると思います。
(初コンビの川田騎手とは)ジョッキーはイメージが出来ていて、調教には乗らずに実戦を迎えたいとの事でしたので、ジョッキーにはここまでの経過などを伝えてあります。(ベストの距離は)中距離ではあると思うのですが、まだハッキリとした適性という意味では色々可能性があるのかなと思っています。
何とか馬にもオーナーにもGIのタイトルを、という気持ちでやらせて貰って来ましたし、今回もまたGIに出走できるチャンスが来ましたから、このチャンスを生かせるように、こちらとしてもサポートしたいと思っています。(去年の秋の)天皇賞が不本意なレースになってしまったので、何とかこの
安田記念で良いパフォーマンスを見せられるように、競馬の当日まで頑張っていきたいと思っています」
(取材:大関隼)
ラジオNIKKEI