◎6月6日(日)東京競馬場で行われる第71回
安田記念(GI)に出走を予定している
ケイデンスコール(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)について追い切り後の
岩田康誠騎手のコメントは以下の通り。
・(今年初戦の
京都金杯は)昨年乗せて頂いた時からこの馬はまた走るようになるという感じがありました。少し時間はかかりましたが、あのようなパフォーマンスが出来たことは嬉しく思います。
・(復活に向けてポイントとしたことは)馬も人も一度自信を失ったらなかなか戻らないので、まず(自信回復の)スイッチを入れることですね。毎日の積み重ねが
京都金杯に繋がったのだと思います。(安田)先生はじめ、厩舎スタッフ全員がこの馬の復活を望んだ結果だと思います。そしてGIの舞台に戻ってきました。
・(1週前追い切りは)その前の段階で馬は仕上がっていました。古川騎手が前回勝ってくれたことで馬も全く傷んでいませんでした。ですから戻ってきてからの調整もやりやすかったです。今週の追い切りを見越して軽めの走りをしました。
・(今週の追い切りは)坂路のスタートからゴールまでの姿勢が先週と全く違い、馬が起きて走っていると感じました。起きながらいい上がりをマークしていますから申し分ありません。あと金曜日に調教は残っています。そこでの調整は馬と厩舎サイドとの相談になります。
・(メンバーも強くなりますが)出るからには
グランアレグリアと戦って、いい走りができたらと思います。チャンスを頂いたことに感謝します。いい報告ができるように、しっかりレースのゴールを過ぎるまで気を抜かずベストを尽くします。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI