「新馬戦」(6日、東京)
今週からいよいよ新馬戦がスタートする。東の名門・藤沢和厩舎が日曜東京6Rに送り出すのは
バーマン(牡)。父
レッドスパーダ譲りのスピードを見せつけたいところだ。
名門厩舎ゆかりの血統馬が、開幕週のデビューVを狙う。日曜東京6R(芝1400メートル)に出走する
バーマン(牡、美浦・藤沢和)は、父に重賞3勝の
レッドスパーダ、母に3勝を挙げた
ラユロットを持つ。両親を手掛けた指揮官は「お母さんは少し気難しいところがあったけど、いい馬だったよ。お父さんもいいスピードがあった」と懐かしんだ。
2月11日に美浦へ入厩して、入念に乗り込んで仕上げた。今週水曜は美浦坂路で
オブデュモンド(3歳未勝利)に2馬身先着し、4F54秒7-40秒1-12秒4をマーク。追うごとに素軽さを増している。
津曲助手は「調教ピッチが上がるにつれて、動きが目立ってきました。今週も軽快な動きでしたよ」と高い評価を与え、「広い東京で良さが出そうなタイプで、初戦からチャンスはあると思います」と手応えをつかんでいた。2022年2月いっぱいで定年を迎える藤沢和師だが、ラストの2歳世代でもその存在感をしっかりと示す。
提供:デイリースポーツ