13日に東京競馬場で行われる
エプソムC(3歳上・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる9回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で3回の
キングカメハメハ、
ダンスインザダーク、
ステイゴールドが続く。
ディープインパクト産駒は[4-3-2-20]。12年
トーセンレーヴ、14年
ディサイファ、15年
エイシンヒカリ、18年
サトノアーサーと4頭の勝ち馬を出しており、2015年には1〜3着を独占するなど存在感を示している。また、連対した7頭のうち6頭が4歳馬ということも特徴と言えるだろう。今年は
アドマイヤビルゴ、
アルジャンナ、
サトノフラッグ、
ファルコニア、
プレシャスブルーの5頭が登録している。
ハーツクライ産駒は[0-1-0-6]。13年
ジャスタウェイは勝ち馬からハナ差2着の惜敗。一方で、1人気の支持を集めた14年
マジェスティハーツは掲示板外の6着に敗れている。なお、出走した7頭のうち5頭が7人気以下、3頭が2ケタ人気の人気薄でもあった。今年は
シュリ、
ワンダープチュックの2頭が出走予定。
初出走となる
ジャスタウェイ産駒は
ヴェロックスが上位人気と目される。前記の通り、父
ジャスタウェイは13年の2着馬で、同年秋には
天皇賞(秋)でGI初制覇を飾る躍進を遂げていた。なお、同産駒の当該コース成績は[6-6-3-41]となり、重賞は20年東京スポーツ杯2歳Sを
ダノンザキッドが制している。
同じく初出走となる
キズナ産駒の
ヤシャマルも注目の存在。同産駒は当該コースで[5-7-5-18]、連対率および複勝率は
ディープインパクトを上回る好成績を残している。好相性を示す
ディープインパクトの後継種牡馬として動向を注視したい。