牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を主な目的に、2010年に創設された世代別牝馬重賞シリーズ『GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)』。
12年目を迎えた2021年の第1弾、グランダム・ジャパン3歳シーズンは、3月23日の
若草賞(名古屋)を皮切りに6月16日の
関東オークス(川崎)まで全8戦が行われ、
桜花賞(浦和)、
東京プリンセス賞(大井)と南関牝馬クラシック2冠を制し、3冠目の
関東オークスでも地方馬最先着の2着となった
ケラススヴィア(牝3、浦和・
小久保智厩舎)が、合計47ポイントでグランダム・ジャパン3歳シーズン総合優勝を果たした。
また、2位は30ポイントの
グロリオーソ(牝3、大井・
佐野謙二厩舎)、3位は20ポイントの
サンシェリダン(牝3、高知・
工藤真司厩舎)となり、この3頭にボーナス賞金が授与される。
なお、
ケラススヴィアは2020年のグランダム・ジャパン2歳シーズンも優勝している。2歳シーズンと3歳シーズンの連覇はグランダム・ジャパン創設史上初とのこと。
(NAR
地方競馬全国協会のリリースより)