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ハーツクライ種牡馬引退 21年度種付けなし、当歳馬がラスト産駒に

デイリースポーツ
  • 2021年06月23日(水) 06時00分
 多くのスターホースを輩出したハーツクライ(牡20歳)が種牡馬を引退することが22日までに分かった。21年度は種付けしておらず、21年生まれた当歳馬がラストクロップとなる。北海道安平町の社台スタリオンステーション事務局は「普段のしぐさだけを見たら、まだ馬は若くて元気です。ただ2本脚で立ち上がって種付けする時にフラつきも出ていたので、大事を取って今年は種付けを見送っていました。今後は功労馬として末永く余生を過ごしてほしいですね」と話した。

 現役時代には、05年有馬記念で当時の無敗3冠馬ディープインパクトを下してG1初制覇を飾り、翌年はドバイSCを制した。通算19戦5勝。07年に種牡馬入りしてからは14年ドバイDFなどを制したジャスタウェイ、14年ダービー馬ワンアンドオンリー、19年の年度代表馬リスグラシューなどを世に送り出した。

提供:デイリースポーツ

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