2016年の
札幌2歳Sを制した
トラスト(牡7、栗東・
長谷川浩大厩舎)が24日付で競走馬登録を抹消されることがわかった。24日に
JRAが発表した。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。
トラストは
父スクリーンヒーロー、
母グローリサンディ、母の
父エイシンサンディという血統。
2016年5月に川崎の
河津裕昭厩舎からデビュー。地方で2連勝した後、
JRAのレースに転戦。
クローバー賞(OP)2着の次に出走した
札幌2歳S(GIII)で逃げ切り勝ちを収め、重賞初制覇を果たした。
その後、栗東の中村均厩舎に転厩。クラシック路線をひた走り、2017年の
日本ダービー(GI・8着)にも駒を進めた。以降、なかなか勝ち星を挙げられていなかったが、2018年10月の障害未勝利戦で障害初挑戦ながら初勝利。約2年ぶりの勝利を掴むと、その後障害のオープン競走を3勝。障害重賞でも好走を繰り返した。今年5月の
京都ハイジャンプ(JGII・2着)がラストランとなった。
通算成績は26戦7勝(うち地方2戦2勝)。
JRAでの総獲得賞金は1億6634万3000円。
(
JRAのホームページより)