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G2レイルウェイS、ゴーベアーズゴー惜敗からの巻き返しV

  • 2021年06月28日(月) 11時33分
 26日(土曜日)に愛国のカラ競馬場で行われた2歳馬のG2レイルウェイS(芝6F)は、5番人気(9.5倍)に推されていたゴーベアーズゴー(牡2、父コディベアー)が優勝を飾った。

 近年は、愛ダービーのアンダーカードとして施行されるのが定番となっているこのレース。ここ20年の間も、ロックオブジブラルタル、ジョージワシントン、マスタークラフツマン、シスキンといった翌春のクラシック勝ち馬が制し、出世レースとなっている。

 道中2番手を追走したゴーベアーズゴーは、残り350mを切った辺りで先頭へ。前走G3マーブルヒルS(芝6F)を制しての参戦だったキャッスルスター(牡2、父スタースパングルドバナー)が、最後方追走からゴール前で追い込んだが、これを1.1/4馬身退けてゴーベアーズゴーが優勝を飾った。

 G1オペラ賞(芝2000m)など2つのG1を制したナーレインの甥にあたり、タタソールズ・クレイヴン2歳市場にて15万ギニー(当時のレートで約2435万円)で購買されたのがゴーベアーズゴーだ。5月8日にアスコットで行われたノーヴィス(芝5F)を制しデビュー勝ち。前走ロイヤルアスコットのG2ノーフォークS(芝5F)は2着惜敗に終わった後、ここは1万ユーロ(約134万円)の追加登録料を払っての参戦だった。

 この結果を受けブックメーカーのユニベット社は、来春のG1英2000ギニー(芝8F)へ向けた前売りで同馬を、オッズ26倍の3番人気に浮上させている。

(文:合田直弘)

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