中央勢を撃破してGI連勝中の
カジノフォンテンの連勝が続くか。2010年の
フリオーソ以来となる地方馬の制覇へ注目が集まっている上半期のダート総決算。ダート界の最強たちが集まり超豪華決戦となりました。
そんな
帝王賞で、netkeibaオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想が弾き出した、激走注目馬を紹介します。
中央から
オメガパフュームに、
チュウワウィザード、
ダノンファラオ、さらに大井の
ノンコノユメをくわえ、実にGI馬が5頭。過去10年で3連単の万馬券超えが2度だけと堅い決着が続いてはいますが、1番人気は2015年に
ホッコータルマエが勝って以来5連敗中。中央の実績馬が勝つのか、この大一番でも
カジノフォンテンの連勝はあるのか。
レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出。走破タイムの速い順に印を打つAIが、netkeibaが保有するすべてのレース情報を読み込んだ上で弾き出したのは、昨年の
チャンピオンズC覇者
チュウワウィザードでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
チュウワウィザード鞍上:
戸崎圭太総合指数:58.54 (全13頭中1位)
ご存知、昨年の
JRA賞最優秀ダートホース。昨年の
帝王賞は3着でしたが、この時は、
ドバイワールドカップに出走予定で現地入り後にレースが中止になり帰国するというトラブルの後だったことにくわえて、4角で窮屈になるシーンもあっての結果。なければ前2頭に先着していても不思議はなかったともみえます。
そして前走の
ドバイワールドカップは、ブックメーカーでは14頭中9番人気の低評価のなか、戸崎騎手を鞍上に好スタートから先行し、最後まで伸びを見せての2着。本レースでの日本調教馬の連対は、ダート開催では2001年の
トゥザヴィクトリー以来20年ぶりの快挙でした。
今回は、そこから3か月空けての出走となりますが、1か月前から順調に調整を行い、最終追切は自己ベストに迫る内容。海外帰りで状態が心配されるところですが、仕上がりは万全の様子です。
AIの予測ペースは平均よりやや速いペース。
カジノフォンテンが逃げ、
ダノンファラオと
オーヴェルニュあたりが前にプレッシャーをかけていく形になり、少なくとも
川崎記念や
かしわ記念のように、
カジノフォンテンが楽に逃げられる展開となる可能性は低いと見ています。
だとすればペースが流れた昨年の
チャンピオンズCで、スムーズな競馬から速いトップスピードを活かして
ゴールドドリームや
クリソベリルなど強豪を降し優勝したように、ココでも1着の可能性は大きいはず。
ただし今回は総合指数1位でも、2番手3番手とはかなりの僅差。馬券の戦略に工夫が必要になるかもしれません。
新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説は
ウマい馬券で公開中です!