7月4日に福島競馬場で行われる
ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、中山競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが6番。3回で1番、2番、3番、4番、11番が続き、2回が7番、14番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-1-1-13/17 複勝率23.5% 複勝回収率107%
2枠 2-3-3-9/17 複勝率47.1% 複勝回収率149%
3枠 1-1-2-13/17 複勝率23.5% 複勝回収率255%
4枠 0-1-0-17/18 複勝率5.6% 複勝回収率11%
5枠 1-1-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率42%
6枠 1-2-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率62%
7枠 2-0-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率46%
8枠 1-1-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率76%
1枠から3枠までが複勝回収率100%超え。内枠が好走率、回収率ともに外を圧倒している。なかでも2枠は複勝率が47.1%に達しており、昨年も
ディープキングが5番人気で3着に食い込んだ。一昨年も馬券にこそ絡めなかったものの
ダディーズマインドが7番人気4着と善戦しており、黒帽には最大限の警戒を払いたい。
ラジオNIKKEI賞は12年まで2回福島6日目に行われていたが、13年より2回福島2日目の施行。13年以降の8回に絞った場合、1枠の成績は[2-1-1-9/13]で、複勝率30.8%、複勝回収率140%となっている。馬場の良い開催前半に移行した分、より内枠有利の傾向が強まっている印象だ。