30日に行われた
帝王賞(大井ダート2000m、JpnI)で優勝した
テーオーケインズは無事、栗東トレセンに帰厩しています。
管理する高柳師によれば、
「さすがにレースの疲れはみられますが、カイバもしっかり食べており特に身体の不調もなさそうです」
とのことでした。
帝王賞は道中、好位の内につけ、直線で抜け出すという王道の競馬をみせてくれましたね。
「そんなにスタートのいい馬ではないのですが、今回はいいかんじでゲートを出てくれました。道中はいい位置につけることができて良かったです。レース前に思い描いていた最高のポジションがとれました。
直線を向いて抜け出たあとは、フラフラするところがあったし、
ノンコノユメなどが勢いよく追い込んできたのでゴール板を過ぎるまで勝った気がしませんでした(苦笑)。
フラフラするのは、もともとそういうところがある馬なのですが、無事勝ててよかったです」
このあとは放牧に出て秋に備えるそうです。
「今回勝ったことで賞金を積めたので、秋はある程度レースを選べるのが嬉しいです。距離が1800〜2000mくらいのレースを狙っていきたいと思います」
(取材・文:花岡貴子)