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【ラジオNIKKEI賞予想】前走どこを使っていたかは関係ない?狙うのは内枠に入った逃げタイプの人気薄!

  • 2021年07月04日(日) 07時35分
 7月に入って、開催場所は福島・小倉・函館という3場に一気に変わる。

 まさに夏競馬が本格スタートしたという感じである。

 重賞は日曜日に二つ。福島でラジオNIKKEI賞(芝1800m)、小倉でCBC賞(芝1200m)。どちらもGIIIのハンデ戦だ。そのうち3歳戦のラジオNIKKEI賞のほうを取り上げておきたい。

 福島競馬場は、4月に施行予定されていた分が場所変更になってしまったので、今年は初めての開催となる。芝はかなり良い状態だろう。もし良馬場開催できるようなら、各条件でレコードタイムも出るはずである。

 とはいえ、天候にもかなり左右されるのがこの時期の競馬。先週の土日にしても雨が降るといってさほどでもなかったり。そうかと思えば急にザッと降ったり。馬場状態の把握は本当に難しかった。今週末は福島も雨予報なので、芝は稍重〜重になると思っている。

 ラジオNIKKEI賞というと、正直つかみどころのないレースという印象を持つ人も多いだろう。まだ能力差もつかみきれない3歳勢。そんな時期に、春の重賞で負けてきた馬たちと1勝クラスを勝ち上がってきたばかりの馬たちが一緒に走るからだ。しかもハンデ戦。荒れても仕方ないという要素が満載である。

 過去10年の結果データを見ればわかるように、上位人気ズバリ決着ということは少ない。それよりは中位人気の台頭、超人気薄の割り込みというほうが起きやすいのだ。まさに穴党は出番。本命党もヒネっていかないと馬券ゲットは難しいレースなのだ。

◆重視したいのは内枠に入った逃げタイプ


 過去10年の3着以内の30頭を見ると、前走オープン以上を使っていた馬が半数の15頭、前走で1勝&2勝クラスを使っていた馬が半数の15頭となっている。つまり前走どこを使っていたかは関係ないってこと。特に重賞に出ていた馬は前走大敗していても問題ないし、1勝クラス勝ったばかりでも足りないわけでもない。

 それよりも傾向として顕著になっているのは内枠有利。特に内枠から逃げた馬は馬券圏内に残ることが多い。とはいえ昨年のように逃げタイプ多めだと選ぶのも難しくなる。その昨年の1着バビットのように、もっとも内枠に入った逃げタイプ重視でもいいんじゃないか。

 今年も逃げそうなタイプは多め。軽量を利してのデルマセイシ、さらにプレイイットサム。ほかにもワールドリバイバルタイソウなども逃げ候補になる。おそらくどれも人気薄。配当的には妙味あるはずだ。
(netkeiba・大石川大二郎)

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