先週末、
クロノジェネシスが人気に応えて
グランプリ3連覇した
宝塚記念でフィナーレを迎えた春競馬。今週からは福島、小倉、函館で夏競馬がスタートします。重賞は福島の
ラジオNIKKEI賞に、小倉の
CBC賞。いずれもハンデ戦となり、とくにキャリアの浅い3歳戦となる
ラジオNIKKEI賞は、毎年のように人気薄の激走があり、波乱決着が多く難しいレースとなっています。
そんな
ラジオNIKKEI賞で、今週もnetkeibaオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想が弾き出した、激走注目馬を紹介します。
レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出。走破タイムの速い順に印を打つAIですが、学習し予想に使われるデータは、netkeibaが保有するこれまでのレース情報すべて。週頭に注目馬としてピックアップした
ジュンブルースカイは、残念ながら1勝馬、12頭の抽選で唯一の除外となってしまいました。
その後、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上でAIが弾き出した激走注目馬は、人気4頭の一角
リッケンバッカーでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
リッケンバッカー鞍上:
幸英明総合指数:77.74 (全16頭中1位)
前走
NHKマイルCでは中団より後ろの後方寄りの位置からレースを進め、4コーナーは16番手(後方2番手)。そこから早めに手を動かし、直線は馬群の真ん中を突いて上がり最速33秒9の末脚を繰り出しました。結果、1、2着とは差があったものの4着と悪くない内容でした。
初勝利までに6戦を要してはいますが、未勝利初戦は4角で大きく外に出されるアク
シデントや前が詰まる不利あっての6着。次戦は、後に
ファルコンSを勝つ
ルークズネストのクビ差2着。その次は、
エルフィンSを勝つ
サルファーコスモスの半馬身差2着とレベルの高い未勝利戦でも好走しています。そして
リッケンバッカー自身の未勝利勝ちの時計もかなり優秀でした。
だからこそ、
アーリントンCでは
ホウオウアマゾンの2着、
NHKマイルCでも3着の
朝日杯FS勝ち馬
グレナディアガーズに0.1秒4着と重賞の舞台でも実績を残しているはずです。
また、金曜朝時点では福島芝は良馬場発表でしたが、週末の福島は雨予報。同じく雨の影響で重馬場だった
アーリントンC2着、未勝利戦で4着の実績もあり、時計の掛かる馬場になってもそれほど問題はなさそう。
さらに鞍上は2走前の
アーリントンCで好走した時と同じ幸騎手。騎乗回数は少ないものの、福島競馬場で相性が良く、わざわざ福島へ乗りに来ていることからも勝負気配は高いとみえます。
アサマノイタズラと同斤量のトップハンデとはなりますが、それでもAIの総合指数は77.74で2番手とは18点以上の大差。ここでは役者の違いを見せつけて、勝利の音色を奏でる可能性は大きいとみます。
新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説は
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