現地時間3日、イギリスのサンダウン競馬場でG1・
エクリプスステークス(3歳上・芝1990m・4頭立て)が行われた。
道中は3番手を進んだ1番人気セントマークス
バシリカ(
St Mark's Basilica、牡3、R.ムーア騎手)が直線で外から脚を伸ばし、前を行く3番人気アデイブ(セ7、T.マーカンド騎手)、2番人気ミ
シュリフ(牡4、D.
イーガン騎手)をかわして先頭へ。最後は2着アデイブに3.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分10秒87(稍重)。
ハナを切ったアデイブは、直線で一度はミ
シュリフにかわされるも、これを差し返しての2着。前走
ドバイSCで
クロノジェネシスらを破ったミ
シュリフはさらにクビ差の3着に敗れた。
セントマークス
バシリカは父
Siyouni(
その父Pivotal)、
母Cabaret、母の
父Galileoという血統。アイルランドのA.オブライエン厩舎の管理馬。
昨年のデューハーストS(英G1)、今年の仏2000ギニー(仏G1)、仏ダービー(仏G1)に続きG1・4連勝。今回約4.5kg差という斤量の恩恵もあったが、年長馬との初対戦でも見事な勝利を収めた。通算成績は8戦5勝。