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【門別競馬情報】日本レコード樹立のファストフォース、「産駒JRA初出走・初勝利」の種牡馬ポアゾンブラック。門別に縁ある馬たちの活躍目立った先週JRA開催。きょう6日メイン11Rは「ベルパークちっぷべつ特別」/地方競馬情報

  • 2021年07月06日(火) 11時30分
 7月3日、4日のJRA開催では、ホッカイドウ競馬(門別)に縁ある馬たちの活躍が非常に目立っていましたね!

 まずは3日(土)の福島6R「メイクデビュー福島/2歳新馬・ダート1150m」。今年、初年度産駒がデビューした最終戦歴ホッカイドウ競馬の活躍馬ポアゾンブラック(父マイネルラヴ。兵庫5勝=2012年兵庫ダービー2着など/JRA4勝=2014年マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI・2着など/北海道<田中淳司厩舎>3勝=道営スプリントH2など重賞2勝・北海道スプリントカップJpnIII2着・クラスターカップJpnIII2着など)の牡駒イチネンエーグミが、好スタートから一度も他馬に先頭を譲らず2馬身差で逃げ切って快勝。父ポアゾンブラックに「産駒JRA初出走・初勝利」という最高のプレゼントを贈りました。

 7月4日現在、JRA登録されている産駒はこのイチネンエーグミを含めて3頭だけのようであり、その最初の出走馬がいきなり新馬戦を快勝というのは「快挙」と表現しても良さそうに感じます。

 ちなみにポアゾンブラック産駒は、ホッカイドウ競馬でも既にミラコロカルミア(牡・安田武広厩舎)が新馬勝ちを果たし、スターオブケリー(牝・田中淳司厩舎)も未勝利ながら新馬から2戦を3着→2着と好走。初勝利目前まで迫っている状況です。競走馬登録数は7月4日時点で10頭と、決して産駒数には恵まれていませんが、中央でも地方でも早い時期から産駒たちが素質を見せているということで、来シーズンの交配増も期待できるかもしれないですね。

 今後も「ポアゾンブラック産駒」たちの活躍に、ぜひご注目いただければと思います。

 もう一頭のホッカイドウ競馬関連馬は、4日(日)小倉11R「CBC賞GIII/芝1200m」を1分06秒0で逃げ切り「日本レコード」を樹立したファストフォース(父ロードカナロア)。JRA6戦未勝利(2着2回)で昨年4歳でホッカイドウ競馬・田中淳司厩舎に転入すると、4月16日の転入初戦を勝利。その後4戦3勝と好成績を挙げ、6月3日のA3下「ヒメシャクナゲ特別/門別1200m外回り」圧勝を最後にJRA再転入。そこからCBC賞レコードVまで、5戦3勝と勝ち星を重ね、一流馬の仲間入りを果たすまでになりました。

 このファストフォースも、ポアゾンブラックも、ホッカイドウ門別では田中淳司厩舎に在籍し、阪野学ジョッキーが主戦を務めていたのが共通項。転入馬をしっかり立て直し、新天地で大活躍させるそのチーム力は、昨年10歳にして北海道スプリントカップJpnIIIを制した元JRAメイショウアイアン(主戦=落合玄太騎手)を筆頭に、数多くの活躍馬たちが実証してきた通りです。

 もちろん、他の厩舎も切磋琢磨し、全国の重賞に遠征して結果を出し続けたり、元管理馬が他場に移籍して大活躍したりしているので、ファンの皆さんも「門別からの遠征馬・転入馬」には常に注目していただいているのでは。引き続き、熱い御声援をいただければ幸いです。

 さて、きょう6日(火)から門別グランシャリオナイター競馬は「第7回開催」に入ります。その初日のメイン11Rは「ベルパークちっぷべつ特別/C1-2〜C2-1組・1200m外回り」。このレースも、JRA1戦未勝利で今季、田中淳司厩舎に転入し、今季オープニングデーの4月14日「C4-3組」戦からすべて圧勝で4連勝中ラストトレビアンの走りに注目が集まりそうです。発走時刻は20時40分、お見逃しなく。

(文:ひだか応援隊)

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